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永遠に本物にも天才にもなれない。だからって普通にもなれない、普通のことが成せない、普通のものを持ち得ていない。私なんかまじで平仮名しか書けない。学校も行ってなかった、友達に貢いで友情関係築いてたし。クズを自称する人のスペックの高さに落ち込む。誰かにとって私もそうだろうからニートとは自称しないようにしている。家事家業で食住を保証されるだけの生活でさえわりとまあまあキツい。だから一生何も成し得ることの出来ない、〜ぽいとか言われる使い捨てのクソコンテンツなんだろうなクソが。と思う。誰かに〜ぽいと言わせる絶対的な何かになりたかった。せめて。じゃないとしがみついた毎日もすがりついた何かもすべて嘘の模造品にされてしまう。だけどそれよりも何よりも一緒に老い、衰えていく美しい生き物になりたかった。二人で。それさえあれば良かったなぁ、生まれたときから夥しい悲しい苦しいすべてが私の卑しい存在そのものが君に癒されるためだけのプレゼントだったら良かったな。

メンヘラと言う人へ

 

 

小さい頃友達と楽しく帰宅するより感傷に浸って一人で泣きながら帰るのが趣味だった。

私はあるとき好きなものよりもっと好きなものが現れてしまったこと 私が永久だと思い込んでいた気持ちが失われたことが当時の私の価値観を覆す出来事だったのでショックで泣いていた。

 

そのとき 私が 私という個体が 永久的な絶対的価値観を有した存在と成ることは有り得ないのだと気付いたし 私という存在は 今この瞬間だけ証明出来る刹那的なものであって それはいつ損なわれるかもわからない永久的に失うかもしれない宝物だと思った。

私は私に随時嬲り殺されているし どのようなゴミのような価値観も今しか映すことが出来ない絶景だ。だからメンヘラと侮辱される価値観でも それでしか構成されなかった私と 私の感じたことを書いてる。そういうゴミ思考が私だったのに凄いと言われたくて 達観した思ってもないことなんて言えない。大丈夫じゃない 愛されたかった 触りたかった 消したかった この無様さが 私だから。いつか死骸になる 私の大切だった 祈りだから。

 

言葉にも出来ない 目も当てられない 思考もままならない世界から這い出て 触れなかった私の感情取り出して見たくなかった景色書き出して 何が悪い。

スタバの新作はしゃいで写メる日常と同じ日常だったのに許されない。死んだ16歳の女の子にはみんな同情出来るけど 生き残った問題のある個体に対しては誰も寛容になれない。好き放題殴られて捻じ曲げられて後遺症と戦いながら獲得した私だけの生き方は メンヘラというレッテルを免罪符に好き放題嬲るサンドバッグとしてしか世の中と関与出来ない。

 

16歳の女の子が死んだ。可哀想。可哀想に。

だけど私は知ってる。それに深く同情する人がツイッターにアップされたリスカ写真には目くじらを立ててメンヘラと罵倒する。リスカした瞬間 それをツイッターにアップした瞬間 「いじめられてるかもしれない」 「虐待を受けているのかもしれない」「性犯罪に巻き込まれたのかもしれない」 「 DVを受けているのかもしれない 」これらすべての可能性は消失して 自業自得の間抜けとして消費される。そうやって人が死ぬ。

 

メンヘラと本当に可哀想な人を分けてジャッジしてる間に メンヘラと本当に可哀想な人の両方が死ぬ。

 

メンヘラという言葉は、

「私の同情心を上手く擽り謙虚に助けを求めて下さい。私の同情心を上手く擽れない方は自己責任なので死んで下さい」

と、遠回しに言っている。

 

「子連れは申し訳なさそうにしてほしい、さもなくば許してやる」と同じ心理だ。集団生活を営む上で己に利益のない無駄を省きたい、面倒な目に合いたくないという動物として非常に合理的で優秀な思考回路と適応能力を持っておられるなぁと思う。

 

個人的に本当に辛かった人ほど人間関係において問題を多く持っている場合が多いと思う。

それは虐待やネグレクトを受けた子供たちの脳が変形・萎縮するという事実からも当然と言えるのではないだろうか。

素直に謙虚な姿勢で助けてくれなんて言うわけがない。いつも一人で戦って リスカしたりODしたり 問題行動を起こして愛する人に見棄てられたりする。それが何でかなんてわからない。愛自体軽蔑したりもする。狂ったものでしか自我が形成されなかったのだから。フラッシュバックで嫌なものに満たされる。それでも必死に生きたり惰性で馬鹿にしながらもちゃんと生きた果てにメンヘラと言われる、どんな地獄だよ。

 

メンヘラという言葉は そうではない自分 乗り越えた自分をアピールしたいマウンティング、単に一時的に溜飲が下がるだけのヘイトだ。

人にメンヘラと言う行為は人権侵害。

あなたにはあなたの悲しみがあり 私には私の悲しみがあって 違う人生だということを改めて考えたほうがいい。

 

 

ネガティブな表現がネガティブな感情からとは限らないし ネガティブをネガティブなまま吐き出す行為だって誰かを救う場合があって 同じようにポジティブな表現がポジティブな感情からとは限らず ポジティブをポジティブなまま伝える行為が誰かを救うこともあります。

 

私達にはそれぞれの人生があって感じたことや信じていることがあり それを表現するために人のかけがえのない人生を覚悟もなく踏み付けてはいけない。

形も、色も、性能も、好みも、歴史も、記憶も、全く違う器を持った人間だから。

死体

 

 

私何のために死んだの

あなたに死体を暴いてほしかったからだよ

 

愛とか 恋とか 思い出とか そういったものを掘り出してほしかったんじゃなくて

内臓とか 血とか 肉とか 死んだ心臓を見てほしかったからだよ

 

血を浴びてることが勲章で 生臭い純情さで 遠い国の戦争に涙を流されても

お前の涙は 何だったの

美しさに 洗われた 私は 何だったの

運命じゃない女

 

多分 私のすべてが あなたにしか見せたくない秘密そのものでした

私の命のすべてが 君にしか触れない 聖域でした

たとえそれが穢れきった祈りで埋まっていても

割れて 凶器になった 愛で満ちていても

呆れるくらい私にはそれしかないのです

 

 

 

同じ言葉が話せて 同じように命を捥がれてきたことを 嬉しいなんて思った

だから 私は 紛い物の そこらじゅうが欠けたような愛ばかり握りしめて 本物に触れることが出来ないのです

ただの一度も

 

紛い物の愛ですら 粉々に割れて砕けて失ってしまったけど 私はまだまだ有害なだけの命を使い古して 昔と同じように 遺書感覚の毎日です

 

 

 

君が私の手を握ったことに何の意味も無かったということは私の人生において救いは何も無かったということだし 君はこれからも何の意味もなく何も思わん人の手を握り続ける人生ですけど 私は何の意味もなくここで醜く恥ずかしく犬死する人生です

 

だけど君の幸せを絶えず願い続けていることだけは 私のトラウマと化した今までとこれからの日々に賭けて真実で だから何も着色してほしくない

だけどどうとでも着色出来るのが運命外の女だから 最も運命じゃなかった私は好きなように汚されて殺されてそれなのにクソ女として生かされて ピリオドも奪われて 悪や怠惰を詰めずむしろ育てて死ぬくらいしか恋愛において出来ることはなかった

そうやって私が無残に死んだあとも 自由や個人を名目に命を嬲ることを肯定されるのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運命の女以外に命とかねぇから

 

 

癒着

硫酸顔にぶっかけて全身もやけどになって そうやって ぐちゃぐちゃになって死にたいと思っていた

そうまでして自分に罰を与えたかったし それに相応しく醜悪なのだと世界に証明したかった

 

ゴミと吐瀉物と汚物と

そんなものと癒着して生きていくってことがどんなことかわかるか?

 

不登校で髪の毛はオレンジで刺青入っててキティちゃんやくまのリュックを背負ってて 母親は事故死しかけて障害者だし そういうの全部ねじ曲げて「普通の女の子」にさせたがる世界が厚かましく忌々しかった

どこでも流行ってねーよという格好をしているのに親戚一同は「それが今流行りなの?」「今はそういうのが流行りなのね〜」とか言う

模範通りのテンプレ会話しかしたくないということなのだろう

目の前にある異常を「若いから」「そんな時期もある」とかそういったもので片付けて 目を逸らしたいということなのだろう

 

「これはなんでもない、正常だ、思春期だからだ

彼女は助けてと言わないし、ちゃんと笑うし、だから問題ない

お母さん元気?と聞いても元気という

だから問題ない」

 

 

家では物心ついたときから罵声が飛び交ってた

殺人事件が起きるだろうなと冷静に予想していた

そんな小学・中学生時代で

高校は行か(け)ず 親とまともに喋れた記憶もなく 死んだ人を見たなどと言われる日々でお金もなくなり犯罪被害にも合う毎日で心底疲弊していた

何度繰り返し書いても満たされないくらい

これらの日々は思い返しただけで疲れるし 一生乗り越えられないと思う

 

 

何よりも絶望したことは光がないことではない

悲劇の中に居る自分が 美しいヒロインではないということに心底絶望していた

知りもしない幸せよりも 絶対的な美しさで満たされたかった

ゴミみたいな日々を満たせる 完全な美しさがほしかった

何もかも支配するために

 

 

私は彼女を救えない

守ってもあげられない

私は彼女の思うような私になれないし

だけど私でも居たくない

何も無いだけなら良かったのに

私には空白さえない

私からすべてを奪ったのに

どうして私を迫害するすべては有るのか

 

私以外なら誰でもいい

私以外になりたいと毎日思ってた

 

 

 

祈りを嘲りながら、

私でなくてもいい誰か傷付けたという一生ものの事実が君のものになることもなく死んでいくのなら私の生きた意味も死んだ意味も生まれた意味も何もなかったということだ。
 

それは即ち私は君の愚かさ、汚さ、狡猾さ、弱さを育てるために生まれてきて、
私の心が凍えてすべてが壊死した夜も、滾るような赤に身を焼かれた朝も、それでも許し続けた果てしない日々も、すべてが、私の細胞のすべてが、悪しきもののために必死で生き長らえてきたという意味だ。夥しいほどの祈りを嘲りながら。

もし私の心が、身体が、健全な美しいもので
もし私の人生が、命が、光る眩いもので
もし私の夢が、祈りが、あたたかいやわらかいものだったなら
私は君の美しさを育てることが出来たのかもしれないね
正しい言葉で、正しい姿で、正しい愛で、正しい命で、私のような紛い物ではなく。


どうか幸せでいてという祈りだけが私の愛だったから、幸せでいてほしかっただけで、ずっと、生まれたときから、死ぬまで。
私の生きるすべての日々、祈っても汚されてきたかつての日々のように同じだっただけなのに悲しい。

私は私の馬鹿げた卑しい磨り減るだけの命が炎を灯せると思っていたのだ。
私は私の灯す炎があれらの日々に掻き消されないだけの美しさを持っていると思い違いをしていたのだ。

夢遊病vol.2

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あらためて夢遊病来てくださった皆さん、SNSから見ていて下さった皆さん、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。

 

皆さんのおかげで展示は大成功で終了することが出来ました。


遠くからも足を運んで下さったり本当にありがとうございます。
空気をちゃんと読み、すべての方にお声掛けはしなかったのですが、在廊中半分くらいの方はコラボメニューを注文してくれた、みたいなケースもまあまあ有り、とっても嬉しかったです。


皆さんが鑑賞しに来て下さったり、注文して下さったり、写真に撮ってくださったり、それをSNSにUPして下さること、このすべてが愛でした。
どうか幸せで居て 幸せになって下さいと超思ってます。


project始動当初、私は今よりヘラみが強く、一度挫折していたこともあり誰にも相手にされないに決まっているをベースに反骨精神でイキることしか出来なかったのですが、力を与えて下さったのが皆さんの存在です。


モデル募集で応募してきて下さった一人一人の存在も、お客さんとして見に来てくださった一人一人の存在も全部自信とか覚悟になりました。本当に救われた。ありがとうございます。

 

始動当初目論んでいたように 新しいポケモンに進化出来たと思います。


これからも現実とガチバトルの日々で 咲くはずもない汚染された私の人生を 手作りの花々で満たしたいです。

 

vol.3はテーマが大きいです。
お楽しみに!